iPhone6をiOS9にバージョンアップしたら、ダウンした話

ソフトウェアバージョンアップってわくわくするんですよ。
 どんな機能が追加されるかーとか。
 操作性がどれほど改善されるかーとか。
 想像もしていなかったような革新が想像もしていないベクトルで追加されるかーとか。
ただ、稀にバージョンアップと思わせてバージョンダウンじゃないかって場合があって、iPhone6s発売に合わせたiOS9系のアップデートはまさにそれだなぁと感じてます。
iPhone6に買い替えをして、AppleはCEOが変わってからも頑張っているなーという印象を持っていたのですが…。

バグの内容ですけども、動作が重くなる上、最初の入力が2秒待たないと認識しないわけで、ストレッサーにしかならないわけです。
しかも、どこぞのアマ開発者がリリースしているアプリじゃなくて、
世界的な某企業のアプリでも発生するわけですからね。

なんせiPhone6sに買い替えさせる戦略じゃないか、ってくらいのタイミングでバグが露呈したのがホント良くない。
さらにバグがiPhone6sのウリとされている大幅なスペック向上に反するものなわけで、こんなものは少しデバッグすればわかるようなお粗末さなわけですから、QA担当者は給料ドロと言われてもおかしくない出来ですよ。

で、一番腹が立つのはそこじゃなくて、私は設定をあまり変更したくないタチなので今までほとんど変更してこなかったのですけども、今回のアップデートのせいで色々触らなきゃならなくなった点が本当に腹立たしいわけです。
設定変更で動作が改善されるなら、いっそiOSアップデート時にAppleの推奨設定へ変更してくれてもいいと思うわけで。
いちいち調べて、それを自分で調整しなきゃならないならAndroid端末購入するのとさして変わらないのではないですかね。

ところで、今回のiOS9系アップデートで一番泣きを見るのは機種変更や乗換などで、ごく最近にiPhone6をキャリアから掴まされた方々じゃないかなーと思うのです。1世代前の端末でも、一般的にはまだまだ現役で快適に使用できる範囲じゃないか、と考えて購入に踏み切る人が多いのではないでしょうかね。