WordPressのサイトマップ作成とSearch Console登録の手順

「サイトマップを作らないといけないのは分かっているけど、どこから手をつければいいか分からない」
「Search Consoleに登録しようとしたら、見慣れない用語や画面で止まってしまった」

こういった壁にぶつかる人は少なくありません。

作業そのものはそれほど多くないのですが、サイトマップのURLを取り違えることと、Search Consoleの所有権確認で手が止まることの2点でつまずきやすい傾向があります。

この記事では、WordPressでサイトマップを確認するところから、Google Search Consoleへの登録が完了するまでの流れを順番に解説します。


目次

作業を始める前に確認しておくこと

サイトが公開状態になっているか

WordPressの管理画面から「設定」→「表示設定」を開き、「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」 にチェックが入っていないかを確認します。

制作中やテスト段階のつもりがそのままになっているケースがあり、この状態だとサイトマップの確認やSearch Consoleの登録でおかしな動きが出やすくなります。すでに本番公開しているサイトなら、ここのチェックが外れていることを必ず確認しておきましょう。

SEOプラグインをすでに使っていないか

WordPress標準のサイトマップとは別に、Yoast SEOやRank MathといったSEOプラグインが独自のサイトマップを生成している場合があります。その場合、/wp-sitemap.xml ではなく /sitemap_index.xml のようなURLが使われていることがあります。

どちらかに統一しておくことが重要で、両方が存在する状態で「どっちをSearch Consoleに登録するのか」と迷い始めるとこじれやすくなります。判断の目安はシンプルです。

  • SEOプラグインを特に使っていない → WordPress標準のサイトマップを使う
  • Yoast SEOやRank Mathで設定をまとめている → そのプラグイン側のサイトマップを使う

サイトマップのURLを確認する

まず /wp-sitemap.xml を開いてみる

ブラウザのアドレスバーに、自分のサイトURLの後ろに /wp-sitemap.xml をつけて開きます。

たとえばサイトURLが https://example.com であれば、https://example.com/wp-sitemap.xml を開きます。

投稿や固定ページなどのサイトマップが一覧で表示されれば問題ありません。見た目が地味なテキストの羅列でも、それで正常です。検索エンジン向けのデータなので、人間が読みやすい見た目にはなっていません。

開けない場合は /sitemap_index.xml も試す

/wp-sitemap.xml を開いても404になる、またはSEOプラグインを使っている場合は、/sitemap_index.xml のURLも確認してみてください。こちらが開けるなら、プラグイン側でサイトマップが出力されている可能性が高く、Search Consoleに送信するURLもこちらになります。

大切なのは、実際にブラウザで表示できるURLを使うことです。「おそらくこれだろう」という推測で進めるより、手元で確認できているURLを登録するほうが確実に進みます。

どのURLを送ればいいか迷ったとき

複数のサイトマップが存在するときは、複数の子サイトマップへの入口になっている「インデックスファイル」を送るのが最もシンプルです。投稿用・固定ページ用・カテゴリ用をそれぞれ個別に送るより、親ファイルを1本送るほうが管理しやすく、Search Console側での状態確認もやりやすくなります。


Search Consoleにサイトを追加する

「ドメイン」と「URLプレフィックス」の違い

Search Consoleでサイトを追加するとき、最初にどちらの方式で登録するかを選ぶ画面があります。

ドメインプロパティは、example.com というドメイン全体をまとめて管理する方法です。httpshttpwww ありとなし、サブドメインすべてを一括で扱えるため、これから新たに登録するなら基本的にこちらを選ぶのがおすすめです。ただし確認方法はDNS設定が基本になるため、レンタルサーバーやドメイン会社の管理画面でTXTレコードを追加する作業が発生します。

URLプレフィックスプロパティは、https://example.com/ のように特定のURLを指定して管理する方法です。DNS設定への抵抗がある場合はこちらのほうが入りやすいことがあります。ただし、https://www.example.com/https://example.com/ は別のプロパティとして扱われるため、登録するURLを間違えないよう注意が必要です。

迷ったらドメインプロパティを選び、DNSの操作が難しい状況ならURLプレフィックスを使う、という判断で十分です。


所有権の確認作業

Search Consoleにサイトを追加すると、「このサイトの管理者であることを証明してください」という確認ステップに進みます。

DNS確認が最もシンプル

ドメインプロパティを選んだ場合、TXTレコードをDNSに追加して確認する流れになります。Search Consoleの画面に表示された文字列をコピーして、ドメイン会社やサーバーのDNS設定画面に貼り付けるだけです。

慣れていないと少し緊張する作業ですが、実質的には「指定の文字列をDNSに追加して保存する」だけです。保存後すぐに反映されないこともあるため、しばらく待ってから改めて確認ボタンを押してみると通ることがあります。

URLプレフィックスの場合は別の選択肢もある

URLプレフィックスでは、HTMLファイルのアップロードやテーマへのタグ追加といった確認方法も選べます。ただし、WordPressのテーマ編集に不慣れな場合は難しく感じることもあるため、可能であればDNS確認で進めるほうが後の管理も楽になることが多いです。

所有権確認は、難しいことをしているというより「このドメインを管理している人間ですよ」とGoogleに示す作業と理解すると、少し気持ちが軽くなるかもしれません。


サイトマップを送信する

所有権確認が終われば、残りの作業はシンプルです。

Search Consoleで対象のプロパティを開き、左メニューから「サイトマップ」に進みます。「新しいサイトマップの追加」の入力欄に、確認しておいたサイトマップのパスを入力して送信します。

入力するのはドメイン全体ではなく、wp-sitemap.xmlsitemap_index.xml のようにパス部分だけで構いません。送信が完了すれば、GoogleへサイトマップのURLを伝えることができました。

送信後に見ておきたいポイント

送信直後に確認しておくべきことは3点です。

  • ステータスにエラーが出ていないか
  • 読み込みに失敗していないか
  • 送信したURLが実際にブラウザで開けるか

「送信完了」と表示されていても、後から取得エラーになることはあります。送って終わりにせず、最初の数日は一度見返しておくと安心です。


登録後に知っておきたいこと

インデックスへの反映はすぐではない

Search Consoleにサイトマップを登録しても、検索結果への表示がすぐ変わるわけではありません。特に新しいサイトや記事数が少ないサイトでは時間がかかります。「送ったのに検索に出てこない」と感じても、それ自体は登録直後には自然な状態です。まずはサイトマップが正常に読み込まれていて、ページが公開状態になっているかを確認することが先決です。

登録直後のデータは少なくて当然

表示回数やクリック数がゼロに近い状態でも、最初のうちはそれが普通です。すぐに「設定が間違っているのでは」と判断するより、正しいプロパティで登録できているか、正しいURLのサイトマップを送信できているかの2点を先に確認しておきましょう。


うまくいかないときの見直しポイント

wp-sitemap.xml が404になる

以下を順番に確認してみてください。

  • 「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックが入っていないか
  • SEOプラグイン側のサイトマップが使われている構成になっていないか
  • 「設定」→「パーマリンク設定」を開いて、何も変えずにそのまま保存し直す
  • キャッシュプラグインやCDNの影響でURLが正しく通っていない可能性

設定変更直後や公開直後は、URLが正しくても一時的に404になることがあります。パーマリンクの再保存で解消するケースも多いです。

Search Consoleで取得エラーが表示される

GoogleからそのURLにアクセスできない状態になっていないかを確認します。よくある原因は次のようなものです。

  • ベーシック認証をかけている
  • メンテナンスモードが有効になっている
  • ステージング(テスト用)環境のURLを登録している
  • 登録したプロパティと送ったサイトマップのURLのドメインが一致していない

自分のブラウザでは問題なく開けても、Googleのクローラーからは取得できないという状況があります。本番サイトのURLか、ログイン不要で誰でもアクセスできる状態かを改めて確認してみてください。

サイトマップが複数あってどれを使えばいいか分からない

現在メインで使っている仕組みのサイトマップに絞るのが一番シンプルです。WordPress標準を使っているなら wp-sitemap.xml、SEOプラグインを使っているならそのプラグインが生成するインデックスサイトマップ、という整理で十分です。「全部送っておかないと不安」という気持ちになることもありますが、まずは1本をきちんと通すほうが問題の切り分けも後の管理もしやすくなります。


まとめ

WordPressのサイトマップをSearch Consoleに登録する流れは、手順を分解すると複雑ではありません。

まず自分のサイトでどのサイトマップURLが使われているかを確認し、Search Consoleでプロパティを追加して所有権確認を済ませ、サイトマップを送信する。この3ステップが骨格です。

今日やることを2つに絞るなら、これだけで十分です。

  1. /wp-sitemap.xml または /sitemap_index.xml がブラウザで開けることを確認する
  2. Search Consoleでプロパティの追加まで進める

ここまでできれば、検索まわりの基盤がひとつ整います。最初から完璧を目指すより、正しいURLを送れている状態をまず作ること。その積み重ねがいちばん確実な進め方です。

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この記事を書いた人

はじめまして、秋月なるです。

アラフォー会社員で、スマホアプリ/ゲーム/AIが好き。
新しいものを見ると触りたくなるタイプで、スマホやウェアラブル等ガジェットが好きですが、よく買ったあとに「思ってたのと違う…」をやりがち。

ブログ投稿は趣味の1つなので、興味があるもの全般をゆるく続けていこうと思います。

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